19日午後の東京市場でドル・円は112円60銭台と本日高値圏での推移が続く。日経平均株価はマイナス圏で推移し、リスク回避的な円買いに振れやすい。また、米10年債利回りの伸び悩みでドル買いも入りづらい。ただ、米税制改革法案の週内成立が見込まれ、ドル売りには慎重のムードがうかがえる。ユーロ・ドルも1.17ドル台後半で小動きが続いている。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円54銭から112円67銭。ユーロ・円は132円59銭から132円82銭、ユーロ・ドルは1.1777ドルから1.1792ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は高値圏、米税制改革の期待が下支え