3日午前の東京市場でドル・円はもみあい。東京市場が休場で動きづらいなか、アジア株の弱含みを受けやや円買いに振れた。アジア株式市場は香港と台湾を除き弱含み、リスク回避的な円買いが先行。ドルは一時113円89銭まで値を下げた。

ただ、10月31日-11月1日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)以降、12月利上げ期待が続き、ドルに買いが入りやすい地合いとなっている。

今晩の米10月雇用統計発表を控え引き続き動きづらいが、目先は円買いが強まる局面でもドルの下げは小幅にとどまりそうだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円89銭から114円09銭、ユーロ・円は132円80銭から133円02銭、ユーロ・ドルは1.1654ドルから1.1665ドルで推移した。

【経済指標】

・豪・9月小売売上高:0.0%(前月比予想:+0.4%、8月:-0.6%)

・中・10月財新サービス業PMI:51.2(9月:50.6)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、アジア株にらみの展開