6営業日続伸。利食い先行で始まったが、上昇する5日線を支持線に切り返しており、15年8月高値が射程に入っている。ボリンジャーバンドでは引き続き上昇する+1σと+2σとのレンジ内で推移しており、+1σに沿ったトレンドから上放れつつある。バンドが切り上がりをみせるなか、+2σは21036円処まで切り上がっており、15年8月高値が通過点になる可能性がある。一方でMACDでは255まで上昇してきており、5月のリバウンド局面でつけた273処に接近している。陽転シグナルが継続しているが、やや過熱感が警戒されてきそうである。なお、15年8月の時には高値圏で3ヶ月間程度上値を抑えられていたこともあり、強弱感が対立しやすい面はある。支援材料が欲しいところであるが、地政学リスクから強気になりづらいなか、インデックスに絡んだ商いでの突破もありそうだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:15年8月高値がターゲットから通過点になる可能性も