ドル・円は112円20銭台で底堅い値動きが続く。欧州株は寄り付きから売りが先行しているほか、米株式先物はマイナス圏で推移し、リスク選好的なドル買い・円売りは弱まっているもよう。ただ、日銀の黒田東彦総裁が本日午後、大阪市での講演で引き続き金融緩和政策を維持するとの方針を示し、円売りを誘発しているようだ。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円11銭から112円53銭。ユーロ・円は133円46銭から134円24銭、ユーロ・ドルは1.1898ドルから1.1937ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は底堅い、欧州株は全面安