10時00分時点の日経平均は前日比257.62円高の20167.12円。為替相場は前週末比円安に振れており、これを好感して日経平均は上げ幅を拡大して推移している。また、米長期金利上昇や半導体を手掛ける企業で構成されるSOX指数上昇などの外部環境好転によって、メガバンクや半導体関連の上昇が目立っている。

為替市場では、ドルは111円44銭台で推移。市場関係者によると、111円以下には短期筋などのドル買い注文、112円近辺には輸出企業などのドル売り興味が観測されており、日中は111円台半ば近辺でもみあう状態が続くとみられるという。

売買代金上位では、任天堂<7974>が大幅続伸。6月27日以来の年初来高値を更新している。外資系証券が投資判断を格上げし、目標株価を引き上げたことが材料視されている。需給が一気に改善するなか、一段の上昇期待が高まってきそうだ。他は、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、三井住友FG<8316>、東京エレク<8035>、みずほ<8411>が堅調。一方で、ニトリ<9843>、リクルートHD<6098>は軟調。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 10時00分時点の日経平均は前日比257.62円高、円安を好感