ドル・円は、米長期金利の上昇を手掛かりに強含んでおり、一時110円95銭まで上昇。その後は、利益確定などのドル売りに押され、やや伸び悩んでいるが、欧州株高、米株先物上昇を受けて、111円トライが見込まれる。

 ユーロ圏の4-6月期GDP改定値の前年比上方修正を受けて、ユーロ・ドルは1.17ドル台前半で反発気味。また、英国の7月雇用統計の改善を受けて、ポンド・ドルは1.2903ドルまで上昇している。

 ここまでのドル・円の取引レンジは110円82銭から110円95銭。ユーロ・円は129円61銭から130円19銭、ユーロ・ドルは1.1692ドルから1.1739ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は一時110円95銭、利益確定売りで上げ渋り