続伸。買い先行から5日線を上回って始まると、その後は5日線が支持線として機能する格好となるなか、25日線を挟んでの推移となった。一目均衡表では雲上限を突破し、転換線、基準線を挟んでの攻防となった。遅行スパンは実線を下回っており、下方シグナルが継続しているが、来週には実線をやや下向きになるため、現在の価格水準での底堅さが意識されるようだと、上方シグナルを発生させてくる。ボリンジャーバンドではバンドが横ばい推移するなか、-2σから中心値(25日)を捉えており、+1σとのレンジに移行しつつある。パラボリックは陰転シグナルが継続しているが、SAR値が20177円辺りまで低下してきているため、これにタッチする形での陽転シグナル発生が近づいている。週間形状では13週線を上回っての推移。短期シグナル改善も、引き続き強弱感が対立しやすいところ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:短期シグナル改善も、引き続き強弱感が対立しやすいところ