14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円11銭から、112円27銭まで下落し112円51銭で引けた。米国の6月消費者物価指数(CPI)や小売売上高が予想を下回ったことを受けて年内の追加利上げ観測が後退し、米債利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1414ドルから1.1472ドルへ上昇し1.1471ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測が後退し、ユーロの買戻しが加速。ユーロ・円は、129円13銭から128円59銭のレンジで上下に振れた。ポンド・ドルは、1.2970ドルから、1.3114ドルまで上昇。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米CPI&小売が予想下回る、年内の追加利上げ観測が後退