27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円83銭から112円47銭まで上昇し、112円10銭で引けた。米国の6月消費者信頼感指数、地区連銀製造業指数、住宅価格指数が軒並み予想を上回ったこと、欧州債利回りの上昇を背景にした米国債利回りの上昇を受けてドル買いが加速した。

ユーロ・ドルは、1.1269ドルから1.1349ドルまで上昇して引けた。ドラギECB総裁の発言を受けて、ECBが速やかにテーパリングに動くとの見方が強まりユーロの買戻しに拍車がかかった。ユーロ・円は、126円13銭から127円43銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.2749ドルから1.2861ドルへ上昇した。

ドル・スイスは、0.9661フランから0.9592フランへ下落した。

[経済指標]・米・6月消費者信頼感指数:118.9(予想:116.0、5月:117.6←117.9)・米・6月リッチモンド連銀製造業指数:7(予想:5、5月:1)・米・4月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+5.67%(予想:+5.90%、3月:+5.88%←+5.89%)

 

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情報提供元: FISCO
記事名:「 6月27日のNY為替概況