10時00分時点の日経平均は前日比30.85円高の20015.67円で推移している。ここまでの高値は9時05分の20061.22円、安値は9時25分の19990.50円。日経平均は2万円を挟んでこう着感の強い展開となっている。北朝鮮による対艦ミサイル発射報道などを受けて地政学リスクが改めて意識され、上値を抑えているようだ。

為替市場では、株高の持続でドルが110円01銭まで戻す場面もみられた。

売買代金上位では、米長期金利上昇を受けた三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクのほか、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、東芝<6502>、TDK<6762>、伊藤忠<8001>、日本航空<9201>、日本電産<6594>が堅調。一方で、トヨタ自<7203>、東京エレクトロン<8035>、ブイ・テクノロジー<7717>、電通<4324>、JT<2914>、KDDI<9433>はさえない。

(株式アナリスト 雲宮祥士)




<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 10時00分時点の日経平均は前日比32.85円高、米金利上昇受けメガバンクなどが堅調