NY原油は反落(NYMEX原油7月限終値:47.66↓0.70)。47.03ドルを安値に、一時48.07ドルまで上昇した。トランプ米大統領が前日パリ協定からの脱退を発表したことを受けて、米国からの供給拡大への思惑などから売りが先行。その後、期待外れの米雇用統計によるドル売りで、割安感からいったん買い戻しになった。しかし、米ベーカー・ヒューズ社が発表した米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が、11基増の733基となり、20週連続の増加となったことから、売りが再燃した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:反落で47.66ドル、米パリ協定脱退、リグ稼働数増加で売り