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ナスダック100先物 5777.50(-4.50) (20:20現在)
20:20時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは25ドル安程度で推移。欧州市場は小幅だが全般下落して推移している。原油先物相場は、小幅に下落して推移している。
25日の米株式市場は上昇。前日のFOMC議事録で急激な金融引き締めに対する警戒感が後退したほか、ベストバイなど主要小売企業の決算が評価された。
NYダウは足元で6営業日続伸と順調なリバウンドをみせている。トランプ政権の政治混乱リスクへの警戒はあると考えられるものの、市場反応には表れていない。ただし、トランプ米大統領周辺とロシアとの不透明な関係を巡る疑惑「ロシアゲート」で、トランプ氏の長女の夫、クシュナー上級顧問が捜査対象になっていると米メディア各社が報じており、ポジションを軽くしておく動きがありそうだ。その他、FBIのコミー前長官は、30日以降に上院情報委員会の公聴会で証言する予定でもあり、改めてトランプ政権の政治混乱リスクへの警戒が重しになる可能性がある。
一方で、経済指標ではGDP改定値(1-3月)、耐久財受注(4月)、ミシガン大学消費者マインド指数確定値(5月)が予定されている。GDP改定値は上方修正が予想されているほか、ミシガン大は前月を上回ると予想されている。来週には、米雇用統計など重要指標の発表も予定されており、好調な内容となれば、来週への期待感も高まりそうだ。
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