ドル・円は一時111円34銭まで上昇したが、足元は111円20銭台で上値の重い展開。トランプ米大統領は、自身に向けられた連邦捜査局(FBI)への捜査妨害疑惑を釈明する必要に迫られており、減税を柱とした政策論議が棚上げされる可能性がある。こうした懸念がドルの買い戻しを弱めている。日経平均株価は261円安で終了、一方、米国10年債利回りは2.24%台に反発してきている。

 ここまでのドル・円の取引レンジは110円54銭から111円34銭。ユーロ・円は123円42銭から124円11銭、ユーロ・ドルは1.1138ドルから1.1172ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は上値が重い、トランプ政策は行き詰まりか