21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円69銭から111円69銭まで下落し111円80銭で引けた。トランプ米政権による医療保険改革が難航していること、中東の地政学的リスク上昇を警戒したリスク回避の円買い、米債利回り低下によるドル売りが加速した。

ユーロ・ドルは、1.0793ドルから1.0819ドルまで上昇し1.0810ドルで引けた。欧米の金利差拡大観測が後退しユーロの買戻しが加速。ユーロ・円は、121円73銭から120円74銭へ下落した。

ポンド・ドルは、1.2440ドルから1.2494ドルまで上昇した。英国インフレ率の予想を上回る上昇を受けて、ポンドの買戻しに拍車がかかった。

ドル・スイスは、0.9961フランから0.9922フランへ下落した。

 [経済指標]・米・10-12月期経常収支:-1124億ドル(予想:-1290億ドル、7-9月期:-1160億ドル←-1130億ドル)

 

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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月21日のNY為替概況