18日午前の東京市場でドルは112円80銭台で推移。ドルは朝方に112円57銭まで下げたが、日経平均株価の下げ幅は想定の範囲内との見方が多く、ドルは112円99銭まで戻した。現時点で株式の大幅安に対する警戒感は低下している。ただし、トランプ次期米大統領はドル高をけん制しているため、リスク選好的なドル買いが大きく広がる可能性は低いと見られる。
ここまでのドル・円の取引レンジは112円57銭から112円99銭。
・ユーロ・円は、円120円60銭から120円86銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.0695ドルから1.0715ドルで推移

■今後のポイント
・112円50銭近辺に個人勢などのドル買い興味残る
・1ドル=118円以上で輸出企業などのドル売り予約が増えるとの見方

・NY原油先物(時間外取引):高値52.57ドル 安値52.49ドル 直近値52.52ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドルは112円80銭台で推移、大幅な株安への警戒感は低下