NY金先物は4日続伸(COMEX金2月限終値:1199.80↑3.20)。1190.70ドルから1207.20ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。トランプ次期米大統領の記者会見後は、世界的な株安となったことからドルも売り優勢に。ドル指数は昨年12月の米金利引き上げ前の水準である100.7台まで一時低下する場面が見られた。ドル売りや株安などを背景に金は堅調な推移となり昨年11月以来の1200ドル台を回復。

日足チャートでは、25日移動平均線(1159ドル水準)を上抜いている。短期的なリバウンドを試す局面となっており、心理的な節目である1200ドルを回復。いったんは達成感も意識されよう。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY金:4日続伸1199.80ドル、ドル売り、株安を背景に1200ドル回復も