S&P500先物 2264.25(+0.50) (19:45現在)
ナスダック100先物 5035.75(+4.50) (19:45現在)

19:45時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりに推移している。また、NYダウは13ドル高程度で推移。欧州は小幅ではあるが全般買い優勢の展開。

10日の米株式市場はまちまちだった。自動車やハイテクの一角が買われる半面、原油相場の下落が嫌気されたほか、トランプ次期米大統領の会見を見極めたいとのムードも強かった。

前日のマイナス要因だった原油相場については、51ドル台で推移しており、一先ず安心感につながる。また、トランプ次期米大統領による記者会見が注目材料となるが、足元でNYダウはこう着が続いていたこともあり、内容が明らかになることから、ポジティブ視されそうである。

また、前日に世界銀行が公表した最新の報告書で、トランプ次期米大統領の減税・支出計画は米経済へのカンフル剤となる可能性があるとの見通しを示している。また、トランプ氏の経済政策全般については、効果を予測するのは時期尚早だとしていた。改めてトランプ政権への期待が高まる展開に期待したいところであろう。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:改めて次期政権への期待高まる展開も