11日午前の東京市場でドルはやや堅調推移。115円67銭まで売られた後に116円12銭まで戻した。日経平均株価は小幅高で推移しており、株高を意識したドル買いが観測された。ただし、トランプ次期米大統領の記者会見が日本時間12日午前1時から予定されており、アジア市場において主要通貨が大きく動く可能性は低いとみられている。ここまでのドル・円の取引レンジは115円67銭から116円12銭。
・ユーロ・円は、122円15銭から122円53銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.0550ドルから1.0563ドルで推移

■今後のポイント
・115円台前半で個人勢などのドル買い興味残る
・1ドル=118円以上で輸出企業などのドル売り予約が増えるとの見方

・NY原油先物(時間外取引):高値51.02ドル 安値50.78ドル 直近値50.96ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル下げ渋り、アジア市場で円買い拡大の可能性低い