NY原油は反落(NYMEX原油2月限終値:53.77↓0.29)。54.21ドルまで上昇した後、53.59ドルまで下落した。前日の取引終了後発表の全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫が予想外かつ大幅の増加していたことを受け、NY通常取引は頭が重い状態で始まった。


その後、米エネルギー情報局(EIA)が週報(週次石油在庫統計)を発表。ガソリン在庫の減少が目立ったことから、いったん買われたものの、原油在庫が予想に反して増加したことを材料に売りが徐々に勝る展開になった。米株の下落も売り圧力になった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:反落で53.77ドル、米原油在庫増を受けて売り優勢に