19日のロンドン外為市場では、ドル・円は117円56銭から117円18銭まで下落した。ドルの買い戻しが先行した後、米国10年債利回りが2.58%台から2.56%台まで弱含んだことで、ドル売りが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.0470ドルから1.0424ドルまで下落し、ユーロ・円は123円01銭から122円28銭まで下落した。独・12月IFO企業景況感指数の上振れ上昇でユーロ買いになったが、伊大手行の増資問題に不透明感浮上で売りに転じたとみられる。

 ポンド・ドルは1.2492ドルから1.2390ドルまで下落。英国のEU離脱交渉が難航するとの懸念が引き続きポンド売り圧力になった。ドル・スイスフランも1.0249フランから1.0273フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は117円18銭から117円56銭で推移