14日のロンドン外為市場では、ドル・円は114円88銭から115円23銭で推移した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明・経済見通し発表や、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を控え、模様眺めムードが強まった。そうしたなか、原油安、欧州株安を受けて、円買い優勢気味になった。

 ユーロ・ドルは1.0612ドルから1.0656ドルで推移し、ユーロ・円は122円14銭から122円53銭で推移した。ユーロ圏・10月鉱工業生産が予想に反して落ち込んだが、反応は限定的であった。

 ポンド・ドルは、1.2636ドルから1.2684ドルで推移。英国の11月失業保険申請件数が低下し、8-10月週平均賃金は上昇したが、目立ったポンド買いはみられなかった。ドル・スイスフランは1.0093フランから1.0124フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は114円88銭から115円23銭で推移