皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、NY原油について、『夏場の高値を確認して下落へ』と述べています。

『NY原油は週明け16日以降、需要減少のニュースが相次ぎ、下落基調を強めている』と伝えています。

また、『米エネルギー情報局(EIA)が月間報告で9月のシェールオイル生産量が日量810万バレルに増加するとの見通しを示したことも下押し要因』と言及しています。

さらに、『18日、新型コロナウイルス変異株のまん延への警戒感や対ユーロでのドル高が重石となり、一時65ドルを割り込んだ。終値は65.46ドルと5月21日以来約3カ月ぶりの安値となった』、さらに、『新型コロナ変異株による景気回復後退リスクとしてドルが買われ、ドル建て原油に割高感が生じたことも売りを促した』と解説しています。

一方で、『米エネルギー情報局(EIA)が発表した在庫週報は強弱まちまちな内容。EIAによると、13日までの1週間に米国内原油在庫は320万バレル減少し、市場予想の110万バレル減を大きく上回る取り崩しとなった。一方、ガソリン在庫は170万バレル減の予想に対し、70万バレル増となった』と伝えています。

また、『アフガニスタン情勢は地政学的リスクの可能性とも言われたが、需給に影響を及ぼすことはほとんどなく、状況も比較的落ち着いていることから、今の時点では、原油相場への影響は考慮しなくてもいいだろう』と考察しています。

こうしたことから、陳さんは、NY原油について『60~70ドルにレンジを切り下げよう』と予想しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月19日付「NY原油は夏場の高値を確認して下落へ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油は夏場の高値を確認して下落へ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)