皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、NYプラチナについて、『1200ドルを挟んでもち合いながらも堅調に推移している』と述べています。

続けて、『世界的な脱炭素化が加速し、燃料電池車(FCV)や生成過程で二酸化炭素(CO2)を出さない「グリーン水素」の製造に使う白金の需要増加観測が強まっていることが背景にある』と伝えています。

また、『貴金属のプラチナ(白金)の国際調査機関ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)の調査によると、FCVに使うプラチナは10年以内に年31トンと、現在の年間需要(約250トン)の1割以上になるという』と解説しています。

さらに、『厳格な排出規制をクリアするために必要な触媒も増えるため、ディーゼル車などの触媒需要も増加する可能性がある。パラジウムはガソリン車の触媒に使用されるが、パラジウム価格の高騰を受けて、自動車各社は一部をプラチナに置き換えている』とし、『代替の動きはパラジウムがプラチナの価格を上回った2018年に始まっていたが、代替に伴う自動車各社のコスト削減効果は大きく、今後4年以内に年31トンの代替需要が生じると見込んでいるという』と言及しています。

こうしたことから陳さんは、『ファンドの買い越しも3万枚台が維持されており、需要の高まりを受けてNYプラチナは1300ドルを越えていく』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月16日付「NYプラチナ、1200ドル回復」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NYプラチナ、1200ドル回復 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)