皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今回はトルコリラのレポートをご紹介します。

先週のトルコリラ円は下落しました。テクニカルマイスターでは、下落の背景について『中国の新型肺炎拡大を受け、世界的にリスク資産への買いが後退していることから、新興国通貨全般に売りが強まった』と分析しています。

今週のトルコリラ円については、『新型肺炎の影響を受けたリスクオフモードを背景に上値の重い展開が続きそう』との見通しを述べています。

また、トルコ中央銀行の政策金利について『2019年7月25日の金融政策委員会で政策金利を24.00%から4.25%ポイント引き下げ』、その後『5会合連続で利下げを決定し、政策金利を11.25%まで引き下げた』と伝えており、『エルドアン大統領が利下げ圧力を強める一方、消費者物価(CPI)上昇率が2019年12月に前年同月比+11.8%へ加速したことに伴い、』『追加利下げ見通しも困難になっている』との見解となっています。

そして、3日に発表された1月消費者物価指数が前回も予想も大きく上回ったことで、『本来なら利上げが議論されるところだが、今月19日の中銀会合ではどのような判断を下すのだろうか』と中銀会合の動向に注目しています。

参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の2月4日付「トルコリラ円、先週の動き・今週の予想」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 トルコリラ円は軟調推移か サンワード貿易の陳氏(三井智映子)