皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。10月1日から増税の上に、足元ではサウジアラビアの石油関連施設への攻撃を受けてガソリン代が高騰。灯油価格も上がりそうと報じられており、これから寒くなるのに心配ですね。そこで、今日はこれから原油価格がどうなるのか、気になる原油市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのブログ「松永総研」では、ブレント原油が10月に入り60ドル台を割り込んでおり、『サウジアラビアの石油施設がドローン攻撃や巡航ミサイル攻撃を受ける前の水準を割り込んできました』と解説しています。

外部環境について、トランプ米政権が『中国金融市場への投資制限検討に関する報道の一部を否定』したことや、中国政府が『国有・民間の大豆圧搾業者に対して米国産大豆を報復関税なしに200万トン購入することを新たに認め』たことなどから、『来週の行われる閣僚級の米中通商協議が暫定合意に達する可能性も高ま』っていると分析。

リスクオンの流れからNY金は大幅下落となっていますが、『昨夜のNY原油やブレント原油からは、地合いの悪さが感じられます』と考察しています。

そして、『サウジアラビアの産油量が攻撃を受けた直後は半分ほどにまで激減しましたが、それが完全回復となれば、攻撃を受ける前の水準までブレント原油やNY原油が下落してもおかしくはないのかもしれません』と指摘していますので、原油市場は下落に優位性があるのかもしれません。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の10月1日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 原油市場は下落に優位性か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)