こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

8/29付の「DailyOutlook」では、外需銘柄について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『このところの日本株市場は、米中通商摩擦の激化懸念に振らされる展開。23日に中国が米国による対中制裁関税「第4弾」への報復措置を発表すると、トランプ大統領は既に発動済みの対中関税第1~3弾の追加関税率を25%から30%に引き上げる方針を示すなど、対抗措置を発表した』と伝えています。

続けて、外需と内需の株価の動きを振り返ると、18年3月にトランプ大統領が中国製品への関税賦課措置の発動を決定して以降、内需優位の展開が続いていたことを挙げ、『19年に入り潮目が変わった。5月にトランプ大統領が中国製品2,000億ドルに対する関税率の引き上げを表明し、第4弾とされる3,000億ドル相当に対する最大25%の関税発動にも言及したことで、外需の対内需相対株価は急低下したが6月3日を底に反転した』と分析しています。

さらに、『企業業績に目を転じると、7月中旬以降に本格化した4-6月期決算では、外需の一角に通期会社計画の下方修正がみられるなど、堅調な内需に対して外需は明らかに見劣りする内容。しかし、外需銘柄を一辺倒に売る動きはみられない。さらに上述の通り、8月以降トランプ大統領は中国への攻勢を強めたが、相対株価は底堅く推移している。株式市場では悪材料の織り込みが進み、出尽くし感が意識されていると捉えられよう』とまとめています。

最後にレポートでは、『外需の対内需相対株価の推移』を紹介していますので、詳しくは8/29付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




<ST>

情報提供元: FISCO
記事名:「 外需銘柄を打診買いのスタンスで、SMBC日興証券(花田浩菜)