こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

7/11付の「DailyOutlook」では、世界の景況感と日本株について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『米金融政策の方向性は日本株を左右する要因の1つとなっている。昨日のパウエルFRB議長の発言では引き続き緩和的なスタンスが確認されており、日本株にとって米金融政策が追い風である状況に変わりはないと言えよう』と伝えています。

続けて、世界の景況感も日本株にとって重要な指標となっていることを挙げ、『世界のコンポジットPMI(購買担当者景気指数)とTOPIX対S&P500相対株価は同じような動きをしており、景況感が改善する局面では、世界の景気敏感株とされる日本株のパフォーマンスは優位となっている』と分析しています。

さらに、『足元の景況感は好不況の分岐点とされる50こそ上回っているものの、低下基調にある。背景には、米中問題に対する警戒感、また景気サイクルの調整などが挙げられよう。足元の米株市場で主要3指数が最高値水準にある一方で、日本株が4月高値を上抜けない一因は、景況感の低迷と言えるだろう。日本株市場への本格的な資金流入は景況感の底打ち待ちとなりそうだ』とまとめています。

最後にレポートでは、『TOPIX相対株価と世界コンポジットPMIの推移』を紹介していますので、詳しくは7/11付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

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フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本株は世界景況感の改善待ち、SMBC日興証券(花田浩菜)