皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。足元の天然ゴムの値動きでは、上海ゴムが続落しており、18日の東京ゴムも売られていましたね。今日は、天然ゴム市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのブログ「松永総研」では、上海ゴムの値動きについて、『3月の安値が年初来安値となる1万1350元ですので、そろそろ下値抵抗が強まる水準となりそうです。そして、上海ゴムの下落基調がここで止まれば、2月安値と3月安値と4月安値で「三尊底」を形成することになります』と分析しています。

また、『「3月の中国液剤指標」がかなり良好な内容となっただけに、今後も中国関連銘柄に注目するべきかもしれません』と考察。

そして、タイ・バンコクのRSS3現物価格については、『上海ゴムが先週末から405元(キロ当たり6.8円)ほど大きく下落した割には、産地現物価格が小幅安に留まっております』との見解で、『タイ・バンコクのRSS3現物価格が先週末まで3日連続で年初来高値を更新し続けただけに、少し調整が入ったようです』と分析しています。

輸入採算価格に対して東京ゴムRSS3の価格が下回っていることや東京ゴムの4月限納会が来週22日に迫っていることを挙げ、『それにより、東京ゴムの期近限月が輸入採算価格に歩み寄る可能性も高そうです』との見解を述べています。

参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の4月18日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 天然ゴム市場に買いチャンス? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)