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この秋リリースするPCインストール版のトレーディングツール「MARKETSPEEDII」に実装し、他サービスやデバイスに順次拡大する予定だ。
このログイン方法は、ブロックチェーン(分散型台帳)など最先端のFinTech技術を活用し、顧客の認証情報を暗号鍵とし、顧客と楽天証券、セコムトラストシステムズで分散保管し、すべての認証が通らないとログインできない仕組みとなっている。
ログインをする時には、IDやパスワードの入力は不要で、PCと連携するスマートフォンに通知が送られ、スマートフォン側で指紋や顔、パスワードで認証すると、PCにログインできるようになる。こうすることで、不正ログインや改ざんの心配を軽減し、ユーザーに高セキュリティ環境を提供できるようになる。
□分散型台帳技術と生体認証を使ったログインのイメージ図
こうした取り組みは、証券会社やFintech企業、大手テクノロジー企業など51社が参加し、新たな金融インフラの検討を目指す「証券コンソーシアム」で楽天証券がリーダーのワーキンググループ「KYC(本人確認)共通化」の第1号案件だ。よりセキュリティが確保された業界にするために、「証券コンソーシアム」参加企業にこの技術の推進・導入を進めていく。
楽天証券は、本人認証の厳格化や高度化の取組みを実施してきた。今回、新たなログイン方法に加えて、ユーザーが安心して、安全に利用してもらうために、最先端技術を活用したサービスを提供し続ける。
□MARKETSPEEDIIの新ログイン方法イメージ
新ログイン方法は、初期設定完了後から、利用できる。従来どおりID・パスワードを入力したログインもできる。
1.「ログイン」のボタンをクリック
2.初期設定で連携したスマホアプリ「iSPEED」に通知が送信
3.連携されているスマホアプリ「iSPEED」の通知をタップし、表示
4.指紋または顔、パスワードで認証
認証完了で「MARKETSPEEDII」にログイン
【ニュース提供・エムトレ】
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