こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラントジャーナルのコラムで「12月以降の日本株の動き」について興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

年末に向けて株価が気になるところですね。今年の12月以降は例年のパターンだと、欧州投資家が日本株を売ってくる周期に当たると考えられるようです。同コラムによると『過去の欧州投資家と日本株市場の関係からすると、日本株市場は下落する可能性に注意が必要』とのことです。『日本株市場の数カ月単位の変動に関して欧州投資家の影響力が大きく、日本株の株価変動の4~5割程度は欧州投資家の買い越し・売り越しの金額である程度説明ができる』と述べています。

10月を振り返ると、買い越しの周期に当たるため『日経平均株価の上昇が期待』でき、結果として10月の日経平均株価の値上がり幅は1,655円となっています。実際に欧州投資家の10月の売買動向を確認してみますと。『2兆41億円の買い越しであり、単月の買い越し額としては過去10年で最大』だったとのことです。

さらに、12月以降の日経平均株価を、『欧州投資家の行動パターンモデルで欧州投資家の売買動向』を予想すると、『12月は売り越しの周期に当たる』ようです。そのため日経平均株価の下落に注意が必要かもしれません。

『10月の欧州投資家の買い越し額が記録的なものであった反動から、売り越し額も大きくなる可能性があり、相場の急落』があるかもしれないと分析しています。このシナリオを前提とするなら、相場の下落を想定するのでプット型eワラントを利用が考えられます。例えば『日経平均株価が21,000円台を割ってくることを予想する場合、権利行使価格21,000円のプット型』を検討しても良いでしょう。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の11月24日付のコラム「12月以降の日本株は欧州勢による日本株売りに注意?」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月以降の日本株は欧州勢による日本株売りに注意?~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)