報道によると、民進党の経済産業部門会議は11日、「中小企業の経営の改善発達を促進するための中小企業信用保険法等の一部を改正する法律案」について、審査を行った。その後、商工中金の出席を要請し、財務・金融部門と合同で、不正融資問題の経緯及び、第三者委員会調査報告書を踏まえた対応について質問した。(5/11)

複数の報道によると、商工中金は、災害や景気悪化によって業績が悪化した企業に低利で貸し付ける融資制度の「危機対応業務」について、制度対象外の取引先にも低利での融資を実行していたようだ。実績を上げる狙いがあったとみられている。書類の改ざんなどが行われたと伝えられている。不正融資は単年度ではなく複数年行われていたようだ。融資先の業績や現在の経営状況がどのようになっているのかは報じられていないが、どのような経緯で不正融資が始まったのか、詳しく調査する必要がありそうだ




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情報提供元: FISCO
記事名:「 政治から読み解く【経済と日本株】民進:不正融資問題の経緯及び、第三者委員会調査報告書を踏まえた対応について質問