ソフトバンクグループ<9984>傘下のソフトバンク コマース&サービスは17日、中国企業が開発した「STEM教育」用ロボットの取り扱いを開始すると発表した。ベンチャーの深セン市創客工場科技有限公司(Makeblock)と日本国内での正規代理店契約を締結。2月17日付で、創客工場科技が開発した「mBot」シリーズなどの組み立てロボットキットを発売する。
「STEM教育」とは、「Science(科学)」、「Technology(技術)」、「Engineering(工学)」、「Mathematics(数学)」の頭文字を取った造語。急速に進む社会のIT化に伴い、米国を始めとした世界の教育現場で注目を集め、日本でも教育カリキュラムへの導入が検討されている。創客工場科技が開発した同ロボットは、子供が自分で組み立てることで構造や動きを理解し、スクラッチベースの簡単なソフトでプログラミングスキルを身につけることができるという。専用リモコンやスマホを使って自由に操作することもできる。
2011年設立の創客工場科技は、STEM教育にいち早く注目し、電子モジュールなどの教育用組み立てツールを提供している。世界140カ国・地域に製品を販売し、各地の教育機関とも提携した。深セン市南山区の学苑大道1001号南山智園C3棟4階にオフィスを構えている。

【亜州IR】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ソフトバンクC&Sが中国企業と提携、教育用ロボット取り扱い開始