米国のポールライアン下院議長は、トランプ大統領に2月28日に開催される両院合同会議での演説を要請した。トランプ大統領はこれを承諾。トランプ氏の議会向け演説は初めてとなる。政権が交代する際、大統領就任式が行われるため、その年のState of Union(一般教書演説)は通常行われない。このため、この議会演説が政治や外交、経済などの基本政策を説明する一般教書演説に代わるものとなる。就任演説では、アジェンダよりも、米国民に向けた「アメリカ第一」メッセージが主な内容となったが、議会演説では、本格的に政策の更なる詳細が表明されると、市場は期待している。