ドナルド・トランプ米大統領とスティーブン・ムニューシン米財務長官は連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事を巡り、「タカ派」とされるケビン・ウォーシュ元理事、
「中立派」とされるジェローム・パウエル理事と会談するなど、議長候補選びが本格化してきている。ムニューシン米財務長官がパウエル理事を支持していると報じられたことを受けて、ドル相場は上げ幅を縮小させた。

 次期FRB議長人事については10月中に決定されるとみられているが、パウエルFRB理事が指名された場合、利上げペース鈍化の思惑が広がり、ドルの上値は重くなるとの声が聞かれている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 次期米FRB議長人事を巡る思惑でドル相場は上下する可能性