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2645円。円相場は1ドル139円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行から始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32700円まで買われるなど、上昇ピッチが速まっている。過熱感が警戒されるなかで、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。ただし、ボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジを継続、+2σ水準で推移するなか、+3σとのレンジに切り上がる可能性はある。押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられるほか、週末のSQを控えるなか、ヘッジ対応の動きなども指数を押し上げやすいだろう。そのため、値ごろ感からのピーク意識に伴う売り仕掛け的な対応は避けておきたい。
米VIX指数は13.96に低下しており、2020年1月以来の14.00割れとなるなど、リスク選好の流れは継続。豪中銀の予想外の利上げ決定で、米FOMCへの警戒が高まる可能性はあるものの、調整局面では押し目買いの好機になりそうだ。ゴールドマン・サックス・グループは、米経済が向こう12カ月以内にリセッション(景気後退)に陥る確率の予想を25%に引き下げたと報じられていることも安心感につながろう。
物色としては出遅れている海外ファンドによる買い観測もあり、インデックスに絡んだ主力大型株が中心になりやすい。また、マザーズ指数はようやくボトムレンジからの上放れを見せてきており、中小型株の出遅れ修正の動きへの期待も高まりそうだ。また、米国では金融株が買い直されており、この流れを引き継ぐ可能性もあろう。
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