[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21492.91;-109.68TOPIX;1563.32;-9.01

[寄り付き概況]

 9日の日経平均は前日比109.68円安の21492.91円と4日続落で取引を開始した。米国株式相場はまちまち。米政府は中国製品への制裁関税を25%に引き上げると正式に通知する一方で、中国側は米国が関税を引き上げた場合、必要な対抗処置を取ると表明。シカゴ日経225先物は大阪比55円安の21525円。円相場は1ドル110円00銭台で推移。この流れから、日経平均は100円を超える下げ幅の続落での寄り付きとなった。米中閣僚級協議を警戒した動きとなっており、その後は、寄り付き付近での、こう着感の強い展開となっている。

 業種別では、情報・通信業、医薬品を除き、建設業、鉄鋼、パルプ・紙、海運業、電気・ガス業、輸送用機器などを筆頭にほぼ全業種がマイナスで推移している。売買代金上位では、楽天<4755>、コマツ<6301>、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、三井物産<8031>などがマイナスで推移。一方、ソフトバンク<9434>による子会社化が発表されたヤフー<4689>とソフトバンクの上昇が目立つほか、SUMCO<3436>、富士フイルム<4901>、武田薬<4502>
などがプラスで推移している。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は109円安でスタート、トヨタ自やホンダがマイナスで推移