[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21838.53;+50.39TOPIX;1697.06;+5.52


[寄り付き概況]

 7月9日の日経平均は前週末比50.39円高の21838.53円と続伸でスタートした。6日の米国株式市場でダウ平均は99.74ドル高の24456.48、ナスダックは101.96ポイント高の7688.39で取引を終了した。6月雇用統計で非農業雇用者数が前月比21万3千人増と予想を大幅に上振れた他、米中貿易摩擦に関する短期的な材料出尽くし感もあり、医薬品・バイオテクノロジーやソフトウェア・サービスを筆頭に堅調推移となった。本日の東京市場は、先週末みられていた買い戻しの流れが続く格好で買い先行のスタートに。財務省が発表した5月経常収支は1兆9383億円、黒字額が市場予想を上回ったことも支援材料となり、寄り付き後も順調に上げ幅を拡大している。なお、足元で円相場は1ドル=110円40銭台で推移。

 売買代金上位では、任天堂<7974>や村田製作所<6981>を筆頭に、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、スタートトゥデイ<3092>、太陽誘電<6976>などが堅調な展開。セクター別では、建設業、その他製品、ガラス土石、金属製品、電気ガスなどの上昇が目立つ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は50円高でスタート、任天堂や村田製作所が買われる