[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22431.95;-49.14TOPIX;1766.71;-3.71


[寄り付き概況]
 29日の日経平均は前日比49.14円安の22431.95円と小幅ながら3営業日ぶりに反落して始まった。イタリアでの政局の混乱が嫌気されて、28日の欧州株市場は軒並み安くなり、ユーロも対円で17年6月下旬以来の安値に売り込まれている。こうした欧州情勢がやや警戒され、今朝の日本株市場は小安く始まっている。なお、28日の米株式市場はメモリアルデーの祝日で休場だった。為替市場ではユーロ売り圧力が根強いが、ドル円相場については、24日から続いている1ドル=109円台でもみ合う展開に大きな変化は見られず、ドルは109円台で下値を固めつつある。

 前場の寄り付き状況をみると、セクターでは保険業、非鉄金属、鉄鋼が軟調な一方、鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業が堅調な展開にある。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>が重しとなる一方で、ユニファミマ<8028>、東海カ<5301>、KDDI<9433>が下支えしている。


<US>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は49円安でスタート、ソフトバンクGや信越化が売られる