日経平均は続伸でスタート、欧米株高を追い風に買い先行

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;22601.55;+185.07TOPIX;1782.39;+11.26

[寄り付き概況]

　22日の日経平均は続伸でスタートした。前日の米国市場では、複数の主要企業決算が好感され、買いが先行。アジア・欧州株が概ね全面高となったほか、10月のシカゴ連銀全米活動指数や中古住宅販売件数が予想を上振れ、終日堅調推移となった。S&P500、ナスダック総合指数、ダウの主要株価指数が揃って最高値を更新した。シカゴ225先物清算値は大阪比215円高の22665円、為替相場は1ドル112円20銭台で推移。本日の東京市場は欧米株高を追い風に買い先行となり、直後に上げ幅は200円を超えた。「IoT」向けの全固体電池「セラチャージ」を開発したことが報じられているTDK<6762>のほか、ファーストリテ<9983>などが指数インパクトの大きい銘柄が日経平均をけん引している。

　セクターでは、石油石炭製品、機械、輸送用機器、パルプ紙が上昇。売買代金上位では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、SUMCO<3436>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、TDK<6762>、SUBARU<7270>、ファナック<6954>、コマツ<6301>、ヤーマン<6630>が上昇。一方で、すかいらーく<3197>、ブリヂストン<5108>は下落。


＜DM＞