[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21975.23;-53.09TOPIX;1738.26;-5.75

[寄り付き概況]

 16日の日経平均は7日続落でスタートした。前日の米国市場では、アジア・欧州株がほぼ全面安となり、米国株も売りが先行した。原油相場の下落が嫌気されたほか、税制改革への先行き不透明感から投資家のリスク回避姿勢が根強く、終日軟調な動きとなった。為替相場は1ドル112円80銭台と前日比円高に振れて推移。本日の東京市場は米株安や円高進行が嫌気されて売り先行、およそ半月ぶりに22000円を割り込んだ。ただ、その後は自律反発の動きがみられ、直後にプラスに転じる展開となった。

 セクターでは、鉱業、石油石炭製品、非鉄金属、精密機器などが下落。売買代金上位では、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、日本郵政<6178>、神戸鋼<5406>、コマツ<6301>、ブリヂストン<5108>、キーエンス<6861>、住友鉱山<5713>、村田製<6981>が下落。一方で、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、東京エレクトロン<8035>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>は上昇。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は7日続落でスタートも、直後に自律反発の買いでプラスに転じる