[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20456.50;+146.04TOPIX;1678.15;+10.23

[寄り付き概況]

 21日の日経平均は続伸でスタートした。前日の米国市場では、注目のFOMCでは大方の予想通り、バランスシート縮小を10月から開始する方針を示したうえ、年内残り1回の利上げ見通しは据え置いた。NYダウは引けにかけて下げ幅を縮小し、上げに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の20285円となり、為替相場は1ドル112円50銭台と前日比円安方向に振れて推移している。これを受けて、本日の日経平均寄付は3ケタの上昇となった。円安進行や米長期金利上昇が好感され、自動車やメガバンク中心に買い先行となっている。

 セクターでは、鉱業、不動産業、保険業、海運業などが上昇。売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、日産自<7201>、ファナック<6954>、SUBARU<7270>、第一生命HD<8750>、ファーストリテ<9983>、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、ブイ・テクノロジー<7717>が上昇。一方で、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、新日鐵住金<5401>は下落。

(アナリスト 雲宮祥士)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は大幅続伸でスタート、円安進行や米長期金利上昇を好感