[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;22024.87;+25.88
Nasdaq;6345.11;+12.10
CME225;19710;-20(大証比)

[NY市場データ]

16日のNY市場は上昇。ダウ平均は25.88ドル高の22024.87、ナスダックは12.10ポイント高の6345.11で取引を終了した。北朝鮮情勢に対する懸念後退で欧州株が全面高となり、米国株にも買いが先行。FOMC議事録では、大半の当局者が次回会合でのバランスシート縮小開始を支持した一方で、インフレ率が予想よりも長く停滞するとの認識を示し、発表後の相場はもみ合う展開となった。バージニア州で発生した白人至上主義者らと反対派による衝突を巡るトランプ大統領の発言を受け、大統領助言組織からメンバーである主要企業トップの脱退が相次ぎ、同組織の解散に至ったことが嫌気され、政権運営への不透明感が相場の重しとなった。セクター別では、素材や小売が上昇する一方でエネルギーや銀行が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の19710円。ADRの日本株はソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、ソニー<6758>、京セラ<6971>、日鉄住金<5401>が小じっかり。半面、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、SUBARU<7270>が小安いなど、対東証比較(1ドル110.16円換算)で高安まちまち。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 16日のNY市場は上昇