[本日の想定レンジ]

15日は米NYダウが89.44ドル安の25250.55、ナスダック総合指数が66.15pt安の7430.74、シカゴ日経225先物が大阪比75円高の22265円。昨日の日経平均は長い陰線を引き、ほぼ安値引けした。本日も軟調な相場が予想される。5、25、75日、200日線など主な移動平均線はいずれも下降しており、自律反発狙いの買いが入っても上値は重そうだ。先週末に5日線が25日線を下回る短期デッドクロスを示現しているほか、昨日終値は200日線を下放れており、今週内に200日線を回復できなければ、日経平均の下降トレンド入りが濃厚になってくるだろう。一目均衡表では昨日、日々線が雲下限付近で引けた。本日は、上値が雲中にとどまるとみられる一方で、下値は雲下限を一時割り込む可能性がある。株価の下方に位置する遅行線は弱気シグナルを発しており、終値も雲下限割れとなれば、売方優位の形勢が鮮明となろう。

[予想レンジ]
上限22400円−下限22150円

<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 25日線など主要線下降で上値重く