押し目買い余力は残るも、不安定な展開続く

[本日の想定レンジ]

13日は米NYダウが125.44ドル安の25187.70、ナスダック総合指数が19.40pt安の7819.71、シカゴ日経225先物が大阪日中取引比145円高の22035円。13日の日経平均は5日線が25日線を下回る短期デッドクロスを示現したほか、75日線が下向きに転じ、急速な地合いの悪化を示した。ローソク足は窓を空けて下落しており、本日も不安定な相場が予想される。一目均衡表では昨日、日々線が雲下限を割り込むとともに、転換線が下降した。ただ、遅行線がわずかに株価を上回っており、押し目買いの余力は残されている。日経平均が反発して雲中に復帰すれば、今後の上昇転換に期待をつなぐ形となろう。ボリンジャーバンドでは昨日、日々線が-3σを下回り、短期的な底割れ状態を示した。-2σまでの反転は容易とみられるが、-2σより上では売り物が戻りを阻みそうだ。

[予想レンジ]

上限22150円−下限21700円

＜SK＞