[本日の想定レンジ]

2日は米NYダウが35.77ドル高の24307.18、ナスダック総合指数が57.38pt高の7567.69、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比100円高の21840円。2日の日経平均は200日線を下回ったほか、75日線が下降に転じており、売り方主導の形勢が一段と強まった。3日は急落後の反動があっても上値は重いとみられ、これまで下値抵抗線として意識されてきた200日線が上値の壁となろう。一目均衡表では、基準線と転換線がともに下を向きであることに加え、遅行線が株価の下方で弱気シグナルを発しており、こちらも相場の主導権が売り方にあることを示唆している。このため、急落後の反発はあっても勢いは鈍く、取引時間中の為替や米株先物の動向次第では前日のザラ場安値を下回る可能性がありそうだ。

[予想レンジ]
上限22150円−下限21750円

<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 200日線が上値の壁、主導権は売り方にあり