[本日の想定レンジ]

21日は、米NYダウが298.20ドル高の25013.29、ナスダック総合指数は39.70pt高の7394.04、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比15円高の23025円と小幅高。21日の日経平均はザラ場で23050.39円まで上昇し、終値でも23000円台を維持した。節目の23000円乗せをクリアし、本日は2月5日高値と1月31日安値で形成する窓(22967-23092円)を埋める展開が予想される。25日線や200日線が上向きを保ち、相場はトレンドに乗っているが、窓埋めが完了すれば短期的な目標達成感が意識されやすくなろう。日経平均の週足が先週まで8週連続で上昇していることも、上値目標達成後の利益確定売りを誘いそうだ。東証1部の売買代金が21日まで4日連続で減少したこともあり、利食い売り優勢に転じた場合、個別銘柄ベースでは売り物を吸収できずに短期的に下げ幅が拡大するリスクに留意したい。一目均衡表では、基準線、転換線ともに上向きを保つなど買い方ペースでの相場展開を示唆している。

[予想レンジ]

上限 23100円−下限 22900円



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情報提供元: FISCO
記事名:「 上昇トレンド継続し窓埋めへ、売買代金減少に注意