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27日のNY市場は上昇。朝方はハイテク株への買い戻しの動きから上昇したものの、閑散取引が続くなか節税目的の売りが広がったほか、原油安や長期金利の低下が嫌気され上げ幅を縮小した。ダウ平均は28.09ドル高の24774.30、ナスダックは3.09ポイント高の6939.34。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の22915円。
引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだが、先高期待は依然として根強く、こう着の中でもじり高基調が意識されやすい。昨日も5日線を挟んでのこう着となり、煮詰まり感が台頭している。トレンドの変化はなく、一目均衡表では、引き続き転換線が支持先として機能しているほか、遅行スパンは上方シグナルが継続している。
ボリンジャーバンドでは+1σを挟んでのこう着ではあるが、+1σが抵抗になりつつある点は注視する必要。+2σは23100円処に位置している。MACDはシグナルとの乖離は小さいものの、横ばい推移で陰転シグナルが継続している。短期的には調整が意識されやすいが、週間形状では下値切り上げのトレンドからの煮詰まり感であり、もち合いを上放れてくる可能性が高い。週足のボリンジャーバンドでは、+1σが支持線として機能しており、+2σは23760円辺りで推移している。短期的に値幅調整があるようだと、押し目買いの好機になろう。22850-23000円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 23000円−下限 22850円
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