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24日のNY市場は下落。金融・経済シンポジウムでのイエレン議長らの講演内容を見極めたいとの思惑から様子見姿勢が広がった。ダウ平均は28.69ドル安の21783.40、ナスダックは7.08ポイント安の6271.33。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の19405円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行しよう。その後はこう着感の強い相場展開になりそうだが、経済イベントを控えて売り方の買い戻しも意識されやすく、下値の堅さは意識されそうである。昨日は下降する5日線に上値を抑えられる格好となり、狭いレンジながらも上ヒゲを残す格好となった。ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジ内での推移だが、バンドが拡大傾向で切り下がりをみせており、-2σの下げに沿った格好での調整をみせている。
また、一目均衡表では転換線に上値を抑えられている。足元では19350-19550円辺りでのもち合いをみせているが、19350円処を下回ってくるようだと、雲からより下放れる形状になりやすく、調整が長期化する可能性が警戒されている。まずはレンジ下限での底固めが意識されよう。19350-19500円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 19500円−下限 19350円
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