日経平均は反発。前日の大幅な下げに対する自律反発から始まった。買い一巡後はこう着感の強い相場展開となるなか、米軍が巡航ミサイル「トマホーク」59発をシリアの同国軍施設に発射し、対シリア攻撃を行った。との報道を受けて、一時18517.43円まで下げる場面をみせた。ただ、後場は再びプラス圏を回復するなど落ち着き、上げ幅が3ケタとなる場面もみられた。大引けにかけては米雇用統計のほか、米中首脳会談を控えていることもあり、やや上げ幅を縮めている。

大引けの日経平均は前日比67.57円高の18664.63円となった。東証1部の売買高は24億145万株、売買代金は2兆7654億円だった。業種別では、鉱業、石油石炭、小売、その他金融、不動産、繊維、海運、パルプ紙が堅調。半面、空運、その他製品が小幅に下落している。

個別では米軍のシリア攻撃を受けて、石川製作<6208>など防衛関連に個人主体の資金が集中しており、が値動きの荒い展開となった。その他、遠州トラック<9057>、アール・エス・シー<4664>、メドレックス<4586>、シーズメン<3083>、細谷火工<4274>など新興市場銘柄が値上り率上位を占めていた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は反発、米軍のシリア攻撃を受けて防衛関連は荒い値動きに