本日のマザーズ指数は続落となった。前日の米株式市場で、早期利下げへの期待が後退したことから主要3指数が揃って下落するなか、朝方のマザーズ市場にも売りが波及した。その後は、為替相場が1ドル=107円台半ばと円高が一服するなか、個人投資家のセンチメントにも好影響をもたらし、マザーズ指数は一時プラスに転じる場面もあった。大引けにかけては、指数インパクトの大きい銘柄中心に上値の重さが意識され、前日終値を挟んでの推移が続いた。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で921.05億円。騰落数は、値上がり145銘柄、値下がり125銘柄、変わらず9銘柄となった。
値下がり率上位では、前日に上場したインフォネット<4444>が17%安になったほか、インパクトホールディングス<6067>やイオレ<2334>が共に12%の下落に。売買代金上位では、メルカリ<4385>、HEROZ<4382>、中村超硬<6166>、Sansan<4443>、 アイ・ピー・エス<4390>が軟調。一方で、そーせい<4565>、オンコリス<4588>、モルフォ<3653>、ブランディングテクノロジ<7067>は上昇。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は続落、円高一服も戻り鈍い、インフォネット急落